アキカン!〈2〉-2缶めっ-
- 作者: 藍上陸,鈴平ひろ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/07
- メディア: 文庫
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ストーリー(「BOOK」データベースより)
カケルのキスで少女化したメロンソーダの「アキカン」メロンと一緒に暮らしはじめた大地カケル。ある日、カケルは幼なじみの天空寺なじみと、プール&遊園地のテーマパーク「イル・フロッタント」でデートすることに!それを知ったメロンはふたりを尾行開始!メロンはいてもたってもいられず、同じように尾行してきたなじみの「アキカン」エールと手を結ぶ!?缶全無欠のすっからかんラブコメ2缶目、開封。
簡単に流れを書くと
メロンが携帯でインターネットを見すぎてパケ死。
よってメロンがバイトをして金を返すことに。
話は変わってなじみと主人公は1巻で約束していたデートをすることになる。
場所はプール&遊園地のテーマパーク「イル・フロッタント」。
アキカン!の二人はなんだかそわそわして二人を尾行することに。
実は尾行していたのはアキカンだけでなく、揺花とジゴロー、男屋と愛鈴もだった。
デートが無事(?)に終わり今度はメロンのバイトのお話。
バイトの職種はウェイトレス。というかメイド喫茶。ハァハァ
そしてなじみのおっぱい。ハァハァ
メロンがバイトをしているのを見てエールもバイトがしたいと言い出す。
しかし、エールの主人がそれを拒否する。エールがバイトをすることを許可しなイィィィィィィ
話は変わってハロウィンパーティー。
なじみのえちぃシーンに思わず悶絶。ハァハァ
そんな話です。
と、ここまで書いてわかるように、例の「アキカン・エレクト」は今回はありません。
本当にただのラブコメです!!どーん
で感想ですが
このラノベ本当に面白いよ(笑)
作者はガチで変態かもしれない(笑)褒め言葉です
前回も相当なアホっぷり溢れる文章だったが、今回は更にその上を行くアホさ加減でした!
これ以上アホになっても、これ以下でもダメです。ちょうどいい限界地点の絶妙なアホっぷり(笑)
・・・・・・くくくっ、 あいつめ、 オレ様に浮気されるのが我慢ならねぇんだろうな。
「だが残念だったなペコカン! あいにくとオレはひとりの女(ジュース)にとらわれて一生を終えるような器の小さい男じゃねぇんだ! ばりばり飲んでやるぜぎゃははははっ!」
(中略)
「;">――ああそうや! ヤッたった! お前以外のジュースを飲もうとしたった!」
開き直った。
「なんや、文句あるんか!? オレはお前の主人やで!? オレがどの女を抱こうが、オレの勝手やないか! 女はすっこんどき! 女はすっこんどきや!」
とかね
「いかにも! たとえばこの『cos t』とはそのままズバリ、『コスって』となる。コスプレをして木馬にまたがれということである! そして『tan』というのは『啖』、つまり私の顔に啖を吐きかけてということである! そして『sin』とは『侵入』であり、なにを意味するかは子供でもわかること! XとYの意味は言わずもがなである! そうではありませんか!」
「さあ愛鈴! コスッてまたがって吐きかけられて侵入されるがいいッ! サァ! サァ!」
とかね
手持ちぶさたになったカケルが、教室の隅で椅子を押し倒して「ハァハァ、可愛いよ椅子ぅ、オレの椅子ぅ、もう逃がさないぜぇ、ハァハァ、辛抱たまらん」と撫で回しながらキスをしていると、一人の男が苦笑いしながらやってきた。
「まったく、なんでカケルの周りには可愛い女の子ばっかりが集まるんだ」
「……」ちらっとだけ見上げ、「…………。ハァハァ、オゥ、なんて奇麗な漆塗りなんだ。いやらしく黒光りしていやがるぜぇ。一体何人の生徒の尻にこすられたんだ? んン?」
「ナチュラルに無視しないでよっ!」
こんなんばっかですよこの作者(笑)
かなり危ないですよ、精神を侵されている可能性があります。(褒めてます)
とにかくギャグシーンの出来はかなり高いです。爆笑しました(笑)
前の巻でも書きましたが、もう腹筋が壊れるッッッッ(笑)
しかも今巻はアキカン・エレクトが無いので終始ギャルゲー展開です。
もう萌えと笑いでやばいことになってしまった。
総合で
★★★★☆(4.5)/5点満点
って感じでした。
もう満点でもいいんですけど、満点はそんなにホイホイ出すものじゃないよね。
この作者なら今巻以上の面白いエピソードを絶対書いてくれると信じてあえて0.5削りました。
気持ちは満点ですよ。
今回は挿し絵も素晴らしかった。
特になじみの下着姿と揺花の横顔。ハァハァ
これはマジでオススメですよ!