ツナガル★バングル シナリオテキスト@ういんどみる文庫(非売品)



ストーリー



冒険が大好きな高校生《鳴海弘太》が主人公。
ある日、いつものように学校*1の中の立ち入り禁止区域を探検していたら見知らぬ女の子と出逢う。女の子は弘太よりも冒険に慣れているようで一気に引き込まれ一緒に冒険することになる。そして女の子が祖父から貰ったという鍵で開けた扉の中に「古い宝の地図」を発見する。新たな冒険の始まりだ!



登場人物紹介



主人公

  • 鳴海弘太(なるみ こうた)

ヒロイン

  • 一之瀬悠夏(いちのせ ゆうか)
  • 望月真穂(もちづき まほ)
  • 夕凪樹里(ゆうなぎ じゅり)
  • 津宮雫(つのみや しずく)
  • 藤倉いつき(ふじくら いつき)


【鳴海弘太】
奏祥学園1年。本作の主人公。
明るくアクティブ、ノリのいい性格。
提案するのが得意な上に人の話もよく聞くので、自然と場の中心になるタイプ。


【一之瀬悠夏】
奏祥学園1年。弘太たちの学園に転校してきた女の子。
パッと見は落ち着いた正統派お嬢様風だけど、中身は明るく好奇心旺盛で、とにかくいきききとしたはつらつ少女。
素直で無邪気、一直線。


【望月真穂】
奏祥学園1年。弘太の幼なじみ。
受身で怖がり、恥ずかしがり屋、おっとり気弱な子犬系。
基本的には物事をよく観察し、地道にコツコツ努力する頑張り屋さんではあるんだけど、肝心なところでどうも抜けていて、アワアワしがちな女の子。


【夕凪樹里】
奏祥学園1年。
「面白ければいいじゃない」を基本姿勢に、気ままに楽しく生きているお茶目さん。
人を弄るのが大好き。
可愛い女の子をからかうのも大好き。
いじけ甲斐の塊のような親友真穂などは特にお気に入り。


【津宮雫】
奏祥学園2年。学園の生徒でありながら理事長。
どう見ても年下だが、弘太たちからするとひとつ先輩。
街一番の名家『津宮家』の娘。
幼くお人形のように愛くるしいが、頭も運動神経も非常に優秀で、性格は至って勝ち気。


【藤倉いつき】
津宮雫おつきのメイド。
常に雫の側に待っているお付きのメイドさん
デタラメな主の尻ぬぐい役にして、保護者的なポジション。
ふんわりとした優しい雰囲気の女性で、見た目も性格も非常に母性的。


ちなみに
■キャスト

はてなキーワード調べ)



といった感じですが、今回文庫版には「雫」と「いつき」は出てきません。本編でお楽しみくださいってことでしょうか?
個人的に佐本二厘さんのキャラはだいたい好きなので気になるのですが・・・・・・w



さて、感想ですが



まず、これは本来ノベルじゃなくて美少女ゲーム(18禁)、通称エロゲーなのでテキストだけで読んでも何も面白くないです(笑)
例えば、


女の子「わっ、わっ、ちょっと待ってっ・・・・・・見えてるよね、ダメだよ見ちゃっ・・・・・・」
弘太「え、あ、パンツ?」「ああうん、言われてみれば確かに・・・・・・」
女の子「わーっ、だから見ちゃダメだよってば〜っ」
――イベント画表示終了――

とかって会話だけがずらーっと書かれています。背景を想像させる文章が文庫の醍醐味だと思うんだけど、それが物凄く少ないです。
その代わり、「台詞(エロっちくお願いします)」とか書いてあったりします。
そういうのを見ると作ってる裏側を見ているようでなんかムズムズします(汗)


それから、根本的な問題なのだけど、シナリオ自体がなんかあまり肌に合ってないような感じでした。
なんて言えばいいのかな、会話が嘘くさいのかな。
声があることを前提に会話を作ってるわけだから、声が必要なんですよ。たぶん、読ませるんじゃなくて聞かせる為の文章なんですかね、よくわからないけど。
読んでいて謎の違和感がありました。


そして、またしても魔法関係の話みたいです。
地図を見つけて描かれてた場所に向かった主人公たちが見つけたのは××××で、それがまだ動いていて主人公たちの体に不思議な△△が!!!
果たしてこの△△はなんなのだろうか!?
って感じで話が終わるので読んでもさっぱりなんなのかわかりませんでした。
これプロローグだけしか書かれてないんだもんなぁ。


ゲームは10月26日に発売される予定らしいです。
とりあえず、これは様子見した方が良さそうだと直感が訴えている(笑)



*1:校舎は古い豪華客船『クイーン・エミー号』を改修して造られている