ヘラクレスの栄光3


ヘラクレスの栄光3 神々の沈黙

ヘラクレスの栄光3 神々の沈黙


1992年に発売されたスーパーファミコンゲームです。RPGです。シナリオを書いてるのはファイナルファンタジー7シリーズなどを手掛けている野島一成氏です。
主人公は神々によって振り回され、“自分探し”の旅をする。というのがこの作品のテーマ。舞台はギリシア神話ローマ神話を中心に作られてます。



戦闘中のAIの優秀さにびっくりしました。例えばレイオンってキャラをオート操作にしているとレイオンの好きなステイアというキャラが少しでも傷ついたり毒になったりしただけですぐさま回復をする。同じように主人公たちが傷ついた時は放っておくなどキャラの性格に基づいた行動をちゃんと行うようになっています。92年製のゲームでこれはすごいわ。
ただエンカンウト率は当時のゲームっぽくやたら高いです。DBスーパーサイヤ伝説とか並でした。戦闘終了後数歩で戦闘とかありえますね。
僕は今回エミュでやってたので基本スピード上げてやってました。倍速プレイじゃないと歩くスピードから全て遅いのでゆとりにはキツいものがあると思います。当時は別に気にならなかったんだけどね。
ストーリーはもちろんなのですが、音楽も神ですね。ニコニコ動画で検索したらありました。

ニコニコ動画(RC2)‐ヘラクレスの栄光?の音楽
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1590116


好きなセリフ集

「あつい あつい いつもの 3ばい あつい!」

ゼウス 
「この世界には 様々な存在がある。」
「わしでさえ 忘れてしまうほどの 多くの存在があるのだ。」
「お前達が全てではない。」
「お前達の立場が全てではない。」
「ガイアの外と内に広がる世界は 決して人間のためだけにあるのではない。」
「覚えておくのだ。」



テミシオス
 「僕は 駄目みたいだ…。」
 「僕は やっぱり不死身ではないんだ…もしかしたらと思ったけど…ぐっ!」

レイオン 
 「しっかりしろよ!」

テミシオス 
 「ステイアは…?」

ステイア 
 「私は ここです。」

テミシオス 
 「やっぱり 君は…。」
 「君は 主人公やレイオンと同じ 不死身の…。」
 「僕が 夢を見たのは 君の側にいたから…。」

ヘラクレス 
 「あまり喋るんじゃない!」

テミシオス 
 「いや、もう、どうか…。」
 「僕も見たかったよ…あの夢の国…」
 「…さようなら。」


ヘラクレス 
 「ステイア、そなた これから どうするのだ?」

ステイア 
 「……そうね…。」
 「貴方達と一緒に行くわ。どこにも行くあては無いし…。」
 「それに、私だって あの夢の風景を見てみたい。」

レイオン 
 「よーし! そうと決まれば!」

ステイア 
 「待って!」
 「みんな あの人のこと 忘れないで。」
 「あの人は 私と逢わなければ死なずに済んだのよ。」
 「だから 忘れないで。」

レイオン 
 「分かった。」

ステイア 
 「あの人は 私を助けて 世話をしてくれた。」
 「私は結局 何も お礼が出来なかった。」

レイオン 
 「分かったよ。もういいだろ!」

ステイア 
 「冷たい人!」

【レイオン日記】
テミシオスが死んでしまった。奴は不死身では無かったのだ。
さようならテミシオス。ステイアのことはオレたちに任せてくれ。
でも、人は何てあっけなく死んでしまうのだろう。

このゲーム、レイオンのキャラが良すぎる(笑)